『薪ストーブと暖炉の違い?』
‣
暖炉と薪ストーブ、呼び方が違うだけで同じでしょ?
実は、いっしょのようで大きく違います。
‣
一言でいうと、扉が付いているか、付いていないか!
暖炉は基本的に薪を燃やす場所がオープンになっているので 炎や爆ぜる音、匂いなどダイレクトな雰囲気を楽しむことが出来ます。‣
但し、空気調整という機能がなく 火の勢いに任せて焚くしか出来ないので、燃費はとっても悪いです。また、せっかく暖めたお部屋の空気も煙と一緒に煙突から排気してしまうので、意外ですがお部屋は寒いのです。
‣
一方、薪ストーブは鋼板や鋳物の箱の中(密閉)で薪を燃やし 暖められた箱の表面から出る熱(輻射熱)でお部屋を暖めます。空気調整が出来るので、燃費が良く揺らめく炎も楽しめます。室内の暖められた空気を煙突から排気する事が
ないのでとってもお部屋は暖かいです。また、オーブンとしても使えるので料理も楽しめます。‣
以上、薪ストーブと暖炉の違いでした。‣
ちなみに、薪ストーブは新築・既存と問題なく設置出来ますが、暖炉の場合は大掛かりな工事が必要なため、新築時にしっかりとした計画が必要です。